BREXIT(ブレグジット)からFREXIT(フレグジット)へ!?-Day43
今日はダウ理論を用いたチャートのトレンド分析の練習で、BREXITとポンドドル日足チャートの動きを使って練習。
2016年のBREXITのポンドドルの動きは、今年の欧州での選挙でのユーロドルに非常に参考になる。なぜならBREXIT〜トランプ当選に続くナショナリズムの動きの一連のテーマの続編となるため。
2017年の欧州の選挙関連スケジュール
- 2017年3月15日 オランダ総選挙
- 2017年4月23日・5月7日 フランス大統領選(2回投票制)
- 2017年6月11日・6月18日 フランス国民議会選挙
- 2017年9月24日 ドイツ連邦議会選挙
特に直近のニュースでは、フランスの選挙で右派の追い上げが激しい。ブレグジットの次はフレグジット?
仏大統領選、ルペン氏が決選投票で対抗馬との差縮める=調査
- [パリ 20日 ロイター]2017年 02月 21日 01:15 JST
- http://jp.reuters.com/article/france-election-poll-idJPKBN15Z1P8
- ”4月23日の第1回投票で27%を得票し、各20%で並んだ中道・無党派のマクロン前経済相、右派統一候補のフィヨン元首相を大きく引き離す見通し”
- "ユーロ圏離脱や欧州連合(EU)離脱の国民投票実施を掲げるルペン氏が決選投票でも他候補を追い上げているとのニュースが重しとなり、仏国債利回りは急上昇した。"
BREXIT(ブレグジット)前後のポンドドル(GBPUSD)の動向チャート分析
- 2016年5月に入り、戻り高値を上抜いてダウントレンド崩壊。
- もみ合ったのち、英国民投票の前日に高値更新し、上昇トレンドに入る。
- 翌日にかけて選挙結果とともに、ポンドは大幅下落。トレンド崩壊。
- BREXIT1週間後にダウントレンドへ。その後もみ合い、9月末まではレンジ。10月に入って安値更新。
- 10月に入って安値更新後は1月15日までレンジ。1月16日に一度下抜けて安値更新するが、すぐに戻り高値を超えて直近はトレンド崩壊。現在はトレンド無し。
- 10月7日のFlash Clashはノイズと見て処理した。
- 直近の戻り高値:1.2430
- 直近の戻り安値:1.1979
- 直近高値1.2667
明日は同じ期間のユーロドル(EURUSD)を見て比べてみることにする。